475系をディテールアップ その壱 室内の塗装
秋は涼しい気候で模型工作に向いていますね。旅行ばかりしている訳にはいきません。
これはkatoさんの475系です。車両には割と手を加えている私ですがこの車両は馴染みが薄かったのであまり手が付けられていません。しかし、ある事をきっかけに加工をしてみようと思ったのです。
katoさんの公式ホームページから借用
この商品はkatoさんお得意の金型再利用で生産されています。なので低価格で高品質な商品を手に入れられるので自分のような貧乏人には嬉しいことです。しかし安価な分、個人的には残念な部分もあります。なので今回、簡単なディテールアップをしようと思いました。
最初は室内の加工です。
まず車両を屋根から分解し座席パーツを取り出します。ライトユニットを外し座席の部分以外をマスキングしたものが上の写真です。マイクロエースの場合は座席パーツが塗装されていたりしていいアクセントになっているのですが他社の場合、無塗装が一般的です。
ここは難しい加工も無いので不器用な自分も簡単に出来ました。さあ晴れの日を待つこと2日、いよいよ塗装です。座席は見る見る赤く染まっていきます。
塗料は家で眠っていた物を使用したのですが、実車はもっと茶色っぽいですね。塗装している最中に気づきました。
この日は久しぶりの晴れだったので同時にもうひとつ塗装を行いました。
上の写真は貫通扉を塗装した後の写真です。最近鉄コレなどの製品は塗装されていることが多くなっていますがこちらも無塗装が一般的です。妻面はマスキングテープでマスキングし車体側面は新聞紙で包んでいます。
8時間の乾燥の後、マスキングテープを剥がします。自分は長く乾燥させた方が綺麗に剥がれる気がするのですが実際はどうなのでしょうか?恐る恐る剥がしていきましたがどちらもあまりはみ出しもなくまずは一安心です。新聞紙のインクが少し付きました。ウェザリングですね(笑)
車体に戻して確認。
自分でも思った以上に効果があり満足です。こんな満足感があるからまた模型を弄ろうと思えるのですね。
こんな小加工でもやるのとやらないのでは大きく違います。普段やらない人も挑戦してみては?自分は大きな加工はトラウマがあるのでもうしません(笑)
作業は続きます。